1. トップ
  2. スタッフのおすすめ

スタッフのおすすめ

  • ふくろうくん ミセスこどもの本イメージ画像

    ふくろうくん ミセスこどもの本

    著者:
    アーノルド・ローベル/作 三木 卓/訳

    ふくろうくんは降りしきる雪の中、一人で家に住んでいます。そんな中で起こるちょっとした出来事を、短くまとめたお話です。

    家の玄関をたたく音がして開けてみても、誰もいない。そんなときふくろうくんは、
    「ははあ かわいそうなふゆが ぼくんちのげんかん たたいてたんだな。」 と思います。

    またあるとき、ふくろうくんは食器棚から湯沸かしを取り出します。そんなときも、
    「ぼく こんばん なみだでおちゃをいれようっと。」
    なんてことを考えて、必死に悲しいことを思い浮かべ始めます。

    ふくろうくんが感じること、考えることは、いつも独特でユーモラスな雰囲気があり、読んでいてとてもハラハラします。
    それは小さな子どもが感じる世界を表現しているようにも読めます。いつも自由な発想で物事を考えるふくろうくんの頭の中を、ちょっと覗き見しているような気分になる本です。

  • 高架線 イメージ画像

    高架線

    著者:
    滝口 悠生∥著

    家賃3万円の安アパート「かたばみ荘」を中心に、何人もの登場人物たちが自分のことについて語り続けるお話。
    「かたばみ荘」では、退去する際に次に入居する人を探してくることになっています。住人がバトンを渡すみたいに次の人に部屋を引き継いで、また語り始めます。そこで語られるのは、全然違う人生を歩んできた人たちの物語です。でも引き継がれた部屋から見えるもの、聞こえるものたちは同じで、それぞれの感情が一つの部屋を中心にどこまでも途切れずに続いていくような、そんな広がりを感じる小説です。
    本書を読んでいると、日々の記憶は移り変わって色褪せていくものでも、ある一つの場所の記憶は、何人もの人たちが語り続ける限り、ずっと廃れずに残っていくんだなと感じます。

  • ぼくのおじいちゃん イメージ画像

    ぼくのおじいちゃん

    著者:
    マルタ・アルテス/作 よしい かずみ/訳

    Do you like to spend time with your grandfather? What games do you play with them?
    Do you get to hear many interesting stories from your grandparents?
    Well, I think, the time that we spend with our grandparents in our childhood is our one of the most cherished memories when we grow up.

    So, here I recommend this book to you, which is a cute story of a grandchild and his grandpa.
    I think when you will read this book you will relate your childhood to this book a lot. So read on to this book and enjoy it.
    (日本語)
    おじいちゃんと過ごす時間は好きですか?
    一緒にどんなゲームをしますか?
    おじいちゃんおばあちゃんから面白い話をたくさん聞けますか?
    子供の頃におじいちゃんおばあちゃんと過ごす時間は、大人になってからの大切な思い出のひとつだと思います。

    そこで、孫とおじいちゃんのかわいい物語であるこの本をお勧めします。
    この本を読めば、自分の子供時代とこの本を重ね合わせることができると思います。この本を読んで、楽しんでください

  • OXYMORONのあまいもの イメージ画像

    OXYMORONのあまいもの

    何度でも食べたくなる、飾らない味

    著者:
    大島 小都美∥著 村上 愛子∥著

    カレーと甘いもののお店、OXYMORON。鎌倉にも店舗があるので足を運ばれた方も多いのではないでしょうか。
    食事の後に口にする甘いものは、一度食べれば、また行きたい思わせてくれる、
    またほかのメニューも…なんて考えたくなってしまう、魔法のような、ほっこりとした幸せの味が広がります。
    このレシピ本があればそんな幸せがご自宅でも味わえてしまうかもしれません。
    パラパラとページをめくるだけでも、見た目のかわいらしさにきゅんとします。

  • おちゃのえほん momo bookイメージ画像

    おちゃのえほん momo book

    著者:
    まる∥さく かん∥え

    暑い日が続いていますが、
    少しづつ秋風を感じる季節になりました。
    家でゆっくりお茶を飲むのもよいですね。
    お茶を飲むことは健康にも良く、世界中で飲まれている
    飲み物です。
    まだまだ暑いときには、この本に出てくる
    「火」も「包丁」も使わないお茶をお子様と入れてみてくださいね。

  • こんにちはあした イメージ画像

    こんにちはあした

    著者:
    内田 麟太郎∥詩 南塚 直子∥絵

    つらいことがあったり、失敗することがあっても
    明日はまた「新しい日」としてやってきます。
    この作品の中の「わたしはきぼうにさよならをいわない」
    という言葉が力強く心に響きます。
    明日がこなければいいのに・・・と思ったとき、
    手に取っていただきたい絵本です。

  • ミイラのなぞをとけおとうとうさぎ! イメージ画像

    ミイラのなぞをとけおとうとうさぎ!

    著者:
    ヨンナ ビョルンシェーナ∥作 ヘレンハルメ美穂∥訳

    Little brother bunny is visiting Grandma Bunny’s house, that is a hotel in the forest. It's a nice hotel but the thing is, it's right next to a spooky forest so many guests are ghosts, witches and other scary monsters.
    That night, little brother bunny wakes up to screams from Grandma Bunny's butler Tomte. He says Grandma Bunny is missing and that there's a mummy in the hotel!
    This is a fun, mysterious and a little twisted book for Grandma Bunny, look closely at the pictures and you might find some clues.
    (日本語)
    おとうとうさぎは、うさぎのおばあちゃんの家を訪ねています。素敵なホテルなのですが、不気味な森のすぐそばにあるため、宿泊客の多くはお化けや魔女などの怖い怪物たち。
    その夜、おとうとうさぎはホテルで働いているトムテの悲鳴で目を覚まします。彼は「おばあちゃんうさぎが行方不明だ、それにホテルにミイラがいる」と言うのです!
    楽しくて、ミステリアスで、ちょっとひねくれたおばあちゃんうさぎの絵本。絵をよく見れば、何かヒントが見つかるかもしれません。

  • ひみつのきもちぎんこう イメージ画像

    ひみつのきもちぎんこう

    著者:
    ふじもと みさと∥作 田中 六大∥絵

    気持ちを貯めておく銀行があるとしたら、みなさんはどんな貯金を
    したいでしょうか。

    こちらのお話では、悪いことをすると黒いコイン、
    良いことをすると、銀色コイン。
    毎日の行いが、通帳に貯金されていきます。

    通帳に良いことを貯めようとして
    今まで手が出せなかったような親切な行いができるきっかけ
    になったりするでしょうか。
    または、悪いことを控えるようになるでしょうか・・・。
    どのコインを貯めていくのかは、毎日の行い次第です。

  • イッキにわかる!国際情勢 もし世界が193人の学校だったら イメージ画像

    イッキにわかる!国際情勢 もし世界が193人の学校だったら

    著者:
    島崎 晋∥著 村山 秀太郎∥監修

    国際社会を学校に例え、「世界学校」と名づけて話が展開するこちらの本。
    一人の生徒に見立てられた、各国それぞれ193人。
    そして、各生徒を取りまとめている国連先生。
    国を学校の一人の生徒と考えると、力の強い者の傍若無人ぶりは際立ち、
    また、国連先生の力の無さが露見してしまう。

    今の世界で、強い者の暴走を止めるには、世界の出来事を
    情報としてのみならず、当事者の心情として少しでも理解する必要がある。
    その心情の理解こそが、本書の目的であり、伝えたいメッセージではないだろうか。

  • 働くことの哲学 イメージ画像

    働くことの哲学

    著者:
    ラース スヴェンセン∥[著] 小須田 健∥訳

    私たちはなぜ働いているのでしょうか?
    もちろんお金を稼いで生活をするためです。好きなことでも嫌いなことでも、私たちはあまり選り好みできずに日々働いています。
    では働くことは私たちにどういう作用を及ぼしているのでしょうか? 本書ではさまざまな観点から、働くことの本質的な目的や意味などを深堀りしていきます。また過去に遡りながら、そもそも働くことはどういうことだったのか、そしてこれから先の未来での仕事の在り方はどのように変化していくのかを、何人かの哲学者や経済学者などの引用を元に理論を展開しています。
    本書を読んでいると、日々何となく働いていることに対して考えることがあるように思えてきます。長い人生の中で、仕事に割かれる時間は膨大なものです。そんな人生のほとんどを占める仕事に対しての根源的な問いについて、改めて考えていく一冊となっています。