スタッフのおすすめ
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ヒマラヤの青いケシ
- 著者:
- 大場 秀章/著 冨山 稔/写真
青いケシを知っていますか?ヒマラヤの標高5000m付近に咲くメコノプシス・ホリデュラ、通称ブルーポピーは「世界一美しい花」とも言われ、多くの憧れをあつめています。葉と茎は剛毛に覆われていますが、花弁はまるで空を映したかのように透き通る青。日本でも栽培している施設があり、見ることができるのですが、いつかヒマラヤの過酷な環境でたくましく可憐に咲く姿を見てみたいと、焦がれずにはいられません。
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カフカ寓話集
- 著者:
- カフカ/[著] 池内 紀/編訳
『変身』で有名なカフカの短編集。『断食芸人』『貂』を含む全30編と、カフカ本人が「象形文字」だと言う挿絵も収録されています。中でもおすすめしたいのが『巣穴』。登場するのはほぼ語りの一人だけで、それがどんな生物なのかも分かりません。妄想と推測と現実の中で、巣穴を拡げたりまだ見ぬ敵と戦ったりする様が描かれているのですが、呆れる程に執拗で笑いを誘います。また、終わり方がなんとも…。
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不思議の国のアリス
- 著者:
- ルイス・キャロル/著 ヤン・シュヴァンクマイエル/画 久美 里美/訳
ナンセンス文学の代名詞『不思議の国のアリス』と、チェコの奇才ヤン・シュヴァンクマイエルの夢のようなコラボレーション。シュヴァンクマイエルは映像作品でもアリスを題材にしていますが、挿画でも存分に不穏な空気を作り上げています。彼の程良く気持ち悪い世界が物語の不思議を増幅させて、今まで知っていたアリスとはまるで違う物語のよう。新しい面白さに出会える1冊です。
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奈良美智:SELF-SELECTED WORKS-PAINTINGS
- 著者:
- 奈良 美智∥著
日本に現代アートが浸透し始めた90年代終わりから、今も世界で活躍する奈良美智のペインティング作品集。彼の作品は絵画、彫刻、陶芸など昔ながらの表現方法が多いので馴染みやすく、現代アートってわけがわからなくて苦手と思っている方にもおすすめです。可愛いだけじゃない、湿度の高い空気感は日本独特でどこかノスタルジック。是非、一度手にとって感じてみてください。
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陰翳礼讃・文章読本
- 著者:
- 谷崎 潤一郎∥著
いつの時代もおじいちゃんおばあちゃんは言います、「昔は良かった」と。だけれど本書の「良かった」は桁違いの説得力。谷崎潤一郎にかかれば厠(トイレ)も耽美、汁椀の底にも神秘を見出します。利便性など関係ない、谷崎が懐かしむその時代に生まれてみたかった!と思うこと間違いなし。建築書としても名高く、海外でも人気のある本書、古き良き日本に酔いしれてみませんか。
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ふしぎな図書館
- 著者:
- 村上 春樹/文 佐々木 マキ/絵
村上春樹と佐々木マキの黄金コンビによる本書は、文章と挿画の割合が半々くらい。まるで絵本のようだけど、ユーモアとナンセンスとちょっぴりの毒が詰まった大人のおとぎ話です。マンガ雑誌『ガロ』(1966年11月号、青林堂)でデビューした佐々木マキの独特な世界観と、村上春樹のテンポ良い文章が相性抜群で心地よく、何度も読み返したくなる不思議な中毒性があります。
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異邦人
- 著者:
- カミュ∥[著] 窪田 啓作∥訳
―「ゆっくり行くと、日射病にかかる恐れがあります。けれども、いそぎ過ぎると、汗をかいて、教会で寒けがします」と彼女は言った。彼女は正しい。逃げ道はないのだ。―(本文抜粋)
白昼夢のようにリアルな景色が目に浮かぶ前半と、全てが噛み合わない悪夢のような後半。現実味がないのに、どきりと怖くなってしまうのは何故でしょう。異邦人とは誰なのか、ほんとうに逃げ道はなかったか?読後、色々考えてしまう作品です。 -
蝶
- 著者:
- トーマス・マレント/写真 藤井 恒/日本語版監修
蝶と蛾に捧げられた写真集。鱗紛がひとつひとつ見えるほどの近接技法で撮られた写真は生命力に溢れ、著者の被写体に対する愛情が伝わってきます。卵から幼虫、幼虫から蛹、そして成虫へ変態する過程や求愛、擬態まで、ありとあらゆる一面が500点以上の写真と解説で網羅されています。極彩色でエキセントリックな造形は息を呑むほどに美しく、蠱惑(こわく)的。デザインの勉強をしている方にもおすすめです。