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スタッフのおすすめ

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    SNSの哲学 あいだで考える

    リアルとオンラインのあいだ

    著者:
    戸谷 洋志∥著

    創元社が出版している、10代以上すべての人のための人文書のシリーズ「あいだで考える」の第二弾。
    私たちの生活とともにあるSNS。私を含め、画面を見つめている間についつい時間が奪われている、なんて方も多いのではないでしょうか。
    SNSを使用している人の多くは、日々それらに対するもやもやや、不満、そして、なんだかそれらに支配されているようにも思えることによる罪悪感などを抱え、なんだかすっきりしないままそれでも使い続けている、なんてことも多いのではないでしょうか。
    この本では、小さな端末の中にたくさんの世界を広げてくれるSNSを、様々な観点から、冷静に、でも、やわらかくかみ砕き、リアルを生きるための手がかりを教えてくれます。10代から大人までのすべての人へ。
    挿画と本文イラストを担当するのは、中央図書館にて展示、11月にはイベントを行う予定の図案家 モノ・ホーミーさんです。

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    くるまの娘

    著者:
    宇佐見 りん∥著

    祖母の葬儀に向かうため、車で故郷に向かうかんこ一家。車内で交わされる家族のやりとりの中で、思い出す昔のこと。それは心温まるエピソードにはなかなかならず、家族が密に接するしかないどうしようもなさや、意識的にも無意識的にもお互いを憎み合って傷つけ合っていることが、著者の剝き出しの文体で語られます。正直読んでいて辛くなってくるところもあります。でも、それが家族というものの根源にあるリアリティなのではないでしょうか。ここから目を背けてはならない、と著者は語り、それでも家族は家族としてあり続けるんだという覚悟を読んでいて感じます。

  • 車のいろは空のいろ 特装版車のいろは空のいろ

    著者:
    あまん きみこ∥作 北田 卓史∥絵

    本書は、タクシー運転手の松井さんが不思議なお客さんを乗せるお話です。いくつかお話が収録されていますが、中でも『白いぼうし』は、小学校の国語の教科書にも載ったことがある有名なお話です。
    松井さんが車に乗せるお客さんは、ときには熊だったり、狐だったり、蝶々だったりと、とてもバラエティ豊かなお客さんばかりです。こんなに愉快でハラハラするようなお客さんばかりだったら楽しそうですが、乗せる度にびっくりして右往左往する松井さんのようすを読んでいると、ちょっと落ち着かない気分にもなりそうです。
    どのお話も物語の展開が鮮やかなので、子どもから大人まで楽しめます。

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    シブヤで目覚めて

    著者:
    アンナ ツィマ∥著 阿部 賢一∥訳 須藤 輝彦∥訳

    日本に思い焦がれる主人公の女の子ヤナは、チェコの大学で日本文学を勉強中。たくさんの日本文化に触れる中で、ある一人の日本作家に夢中になります。彼女はその作家の小説を翻訳しながら、作家自身の秘密に迫っていきます。
    一方、日本の渋谷ではヤナから抜け出た「分身」が、渋谷から一歩も出られない状態で閉じ込められています。彼女の「分身」は、彼女が十七歳のときに渋谷に訪れたとき、「永遠ここに残りたい」という「想い」の形として彼女のもとから抜け出てしまい、渋谷を彷徨うことになります。そこでも彼女は日本語を必死に勉強して文字を覚え、日本的なことをどんどん吸収していこうとします。
    本書はチェコのプラハ、日本の渋谷を舞台に、分裂してしまった主人公を中心に二つの国の中で「日本文学」というものを改めて見つめ直しているように読むことができます。堅苦しい表現もなく、日本風のポップな表現もたくさん出てくるので、翻訳小説が苦手な方でも読みやすくなっています。

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    ねこの商売 福音館創作童話シリーズ

    著者:
    林原 玉枝∥文 二俣 英五郎∥絵

    幸せなお話のご紹介です。
    みなさん、「まねきねこ」はご存知でしょうか。
    商売をしているお店などに置いてある猫の置物です。
    このお話はそのまねき猫がおまんじゅうやさんに実際に現れたお話。
    実際にどんなことをしたのかは読んでからのお楽しみですが、
    読んでいるうちに心がぽかぽかと温かくなってきます。
    肌寒くなってくる今日この頃、この作品で心を温めてください。

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    ペンギンのずかん 学研のえほんずかん

    著者:
    きゅう∥絵 今泉 忠明∥監修

    ペンギンには種類があるのをご存知でしょうか?
    小学1年生くらい(100㎝~130㎝)の大きさのコウテイペンギンがいれば、40㎝~45㎝のコガタペンギンがいます。
    また、巣をつくるペンギンとつくらないペンギンがいたり、 巣の素材も石や砂や木などさまざま。
    ペンギンは、水族館や動物園で見ることができますが、もともとどんなところに住んでいるのでしょうか。
    そして今、ペンギンの数が減っているそうです。温暖化の影響や、交通事故などの原因があるそうですよ。
    もしかしたら地球環境問題を考えるきっかけになるかもしれません。
    ぜひかわいいペンギンの生態をこの本から学んでみてくださいね。

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    キャプテン 部活系空色ノベルズ

    君は何かができる

    著者:
    ちば あきお∥原作 山田 明∥小説

    昭和に大人気だった少年野球漫画をノベライズしたシリーズ1作目です。
    令和の今も色褪せず新たな輝きを放っています。
    名門野球部から無名弱小野球部へ転入し1から野球と向き合うキャプテン。
    仲間を大切にし涙も笑顔で隠すキャプテン。
    努力を惜しまず、チームのためにはどうすべきかを1番に考えるキャプテン。
    あなたはどの「キャプテン」に共感を覚えますか?
    読後の爽快感がたまらない本です。

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    ぼくはロヒンギャ難民。

    差別され、迫害され、故郷を追われた人びと

    著者:
    小峯 茂嗣∥著

    ロヒンギャと聞いて何を思い出すだろうか?
    ユニセフのCMで難を逃れて、いかだのような舟で川を下って行く
    少女たちの姿だろうか・・・。
    なぜロヒンギャはいまだ難民としてさすらい続けなければならないのか?
    いつ故郷へ帰れるのか?
    ロヒンギャの人々は今も国籍を与えられていない。
    政治的、宗教的背景からも、いまだ解決の糸口すらみつからず、
    泥沼化している問題が山積みではあるが、
    そのパワーバランスを変えられるとしたら、国際的な批判や、圧力の高まりだと言う。
    まずは私達がロヒンギャについて正しい知識を持ち、関心を持ち続けることが、
    第一歩である事を、この本は語る。

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    おばけのスパルタカス

    著者:
    ヒド ファン ヘネヒテン∥作 絵 木原 悦子∥訳

    Spartacus is a cute little ghost. He is different from other ghosts in a very special way. When he was born, he was pink unlike the other ghosts who were all white. His parents loved him a lot.
    As Spartacus grows up, he goes to a ghost school like all the other ghosts. But unlike others, he doesn't like to screech in a scary way. He doesn't want to scare and he was always very polite.
    What will happen to Spartacus, when he's sent by the Principal of the school to the abandoned Tower? Read on the book to know whether Spartacus became like other ghosts or something happened to him in the abandoned tower…
    【日本語】
    スパルタカスはかわいいゴーストだ。彼は他のゴーストとは特別なところが違う。彼が生まれたとき、他のゴーストはみんな白かったのに、彼はピンク色だったのだ。両親は彼をとても愛していた。
    スパルタカスは成長すると、他の幽霊たちと同じように幽霊学校に通うようになる。しかし、他の幽霊と違って、彼は怖い金切り声を出すのが好きではない。彼は怖がらせたくないし、いつもとても礼儀正しかった。
    校長によって廃墟の塔に送られたスパルタカスはどうなるのか?スパルタカスは他の幽霊と同じようになったのか、それとも廃墟の塔で何かが起こったのか、本編を読んで確かめよう。

  • まほうのハッピーハロウィン

    著者:
    岡田 千晶∥絵 石津 ちひろ∥文

    It’s Halloween!And it's time to decide what costume you want to wear!
    Minori has a brilliant idea what her costume is going to be.
    She likes Halloween and to dress up. But for her little cousin, Akito, it's the first time. All the other kids smile and have a good time but Akito is not smiling at all. Now it's up to Minori to make Akito see the fun and the magic with Halloween!
    The story is cute and the illustrations are good. It makes a cozy Halloween story.
    What are you gonna be for Halloween?
    【日本語】
    ハロウィンだ!どんなコスチュームを着るか決める時だ!
    みのりは、どんなコスチュームにするか、素晴らしいアイディアを持っている。
    みのりはハロウィンが大好きで、仮装するのも大好きだ。でも、いとこのアキトにとっては初めてのこと。他の子供たちはみんな笑顔で楽しんでいるのに、アキトは全然笑っていない。アキトにハロウィンの楽しさと魔法を知ってもらうのは、ミノリの役目だ!
    ストーリーもかわいいし、イラストもいい。居心地のいいハロウィンのお話です。
    あなたは何になる?