スタッフのおすすめ
-
トマ・ピケティの新・資本論
- 著者:
- トマ ピケティ∥著 村井 章子∥訳
フランスの経済学者、トマ・ピケティさんが「世界経済で格差が広がっている原因は資本主義にある」と分析し、問題提起を行った本です。
2007年に発生した世界金融危機。アメリカのサブプライムローン問題を発端としたバブル崩壊が、世界経済へもたらした影響は計り知れません。その中で、社会科学を研究する専門家が集まり、政治や経済にまつわる問題を解明していきます。経済格差を学ぶのに是非。 -
チーズはどこへ消えた?
- 著者:
- スペンサー・ジョンソン/著 門田 美鈴/訳
目標を達成できない人へ向けた、ステップアップにつながる1冊です。
物語は、迷路にいた小人とネズミがチーズを発見するところから始まります。ある日、大事なチーズが無くなり小人は不満を立てますが、行動を起こしません。それに対して、ネズミは新たなチーズを求めて、迷路の捜索へ向かいます。
置かれている状況が突然変化した時でも、立ち止まるのではなく、新しい道を考え、目標達成に向けて行動する力が大切であることに気付かされます。 -
寂しい生活
- 著者:
- 稲垣 えみ子∥著
著者の稲垣えみ子さんは、東日本大震災で起きた原発事故をきっかけに、電力に頼らない生き方を模索し、”当たり前にあるもの”を1つ1つ手放していきます。電気代はなんと月150円。
断捨離の域を超えたシンプルライフは極端にも思えますが、1つ1つを工夫し、楽しんで日々を送っています。
自分の目で見て、自分の頭で考えることの大切さを知ることができる1冊です。 -
足の下のステキな床
- 著者:
- 今井 晶子∥著 奥川 純一∥著 西村 依莉∥著
3名の著者がそれぞれ日本各地で撮影した、20世紀のかわいい模様や味のある質感の床たち。その中から厳選された、計189枚の「ステキな床」写真集です。
もしよければこの本を読んで、毎日何気なく歩いている道にも目を向けてみてください。もしかしたら味のあるかわいらしいステキな床が隠れているかもしれません。 -
みどりのゆび
- 著者:
- モーリス・ドリュオン/作 ジャクリーヌ・デュエーム/絵 安東 次男/訳
「グリーン・フィンガー」とは「園芸の上手い人」を指し、その由来はこの物語から取られています。
裕福な家庭で育てられたチト少年。世の中のことを学んでいく過程で、大人社会の矛盾に直面します。
「なんとかしなくちゃ」と考えたチト少年は、自分にできることを考え、自身の持っている不思議な「みどりのゆび」の力を使って、花を咲かして問題を解決しようと思い付きました。
児童書ですが、大人にもぜひ読んでいただきたい1冊です。