カラフルなかわいらしい乗り物の絵に魅かれて読んでいくと、内容は哲学的。
子どもにとっては車が坂道を登ったり、でこぼこ道がでてきたりと変化に富んで楽しいおはなしですが、
じっくり読んでみると、まるで人が生まれてから生きていく道のりのよう。
あなたにはどんな箱が積まれているのでしょう。
マンガ「すーちゃん」シリーズの益田ミリさんの作品です。
カラフルなかわいらしい乗り物の絵に魅かれて読んでいくと、内容は哲学的。
子どもにとっては車が坂道を登ったり、でこぼこ道がでてきたりと変化に富んで楽しいおはなしですが、
じっくり読んでみると、まるで人が生まれてから生きていく道のりのよう。
あなたにはどんな箱が積まれているのでしょう。
マンガ「すーちゃん」シリーズの益田ミリさんの作品です。
日本ほど家庭料理のハードルが高い国はない…
家族の食事を作るという負担が1人にかかりすぎているのかも??
台所を任せられることが多いお母さんたちのストレスもMAXになっていませんか?
そんな日々の悩みを解消する、手軽に「おいしい」を生み出す秘密の詰まったレシピ本です。
【11月料理フェア 「男めし」おすすめの1冊】
おいしいものを作りたい、料理上手になりたい。
そう思っても、毎日の食事作りにはそう時間をかけられないもの。
何を作ろうか考えることさえ面倒な日もあります。
そこで提案しているのがこの本。
タイトルにもなっている、この2つの基本レシピをおさておけば、毎日の献立がラクに。
簡単な煮込み料理で心も身体も癒されましょう・・・。
ゆっくりと差し込むのは、月の光。その空の濃紺に、甘い蜜が解けていく、金色の光。
フジ子・ヘミングさんのピアノは高温が強い光を伴っている。
三日月と、猫のかぎツメのように、磨き、砥がれている鋭いその先端から暗闇を打ち破るような響き。
のびのびとしながらも、底知れぬ激しさを持つ。
そして月の光には尖って、強く、眩しいくらいの光を持つ。
その光は、次の音に向かうのに、少し早い。少し。
その光彩の強さ。実にキラキラと強く光り輝いているのだ。
広がるパリの、世界みたいに。
ゆったりと、立ち込める夢、光、影、煙を感じる、ドビュッシーの《月の光》。
激しさを感じきれるのは、ショパンの《革命》。対照となる、太陽の光のようだ。思い切りがいいラストは、まさに革命。
その音楽性は、自由への追求と、次へと前を向いて突き進む、精神のこもった、ピアノの音。
なによりも、恋人を愛すように熱の高いふれあい方で、そのピアノのキーをたたいているのか。
愛よ、届いて、とばかりに。まるで、次の人生の扉である鍵盤、キーを叩くように。
突然断ち切れ、放浪してしまった小説、太宰治著の『グッド・バイ』。
二人の作家の独特のテンポが絡み合い、書き直された一つの作品は、あり得たかも知れない太宰治という、もう一つの人間ドラマ。
なぜ、太宰治という作家の、強すぎるともいえる一つの意思が、愛され、受け継がれ、生き続けるのか。
それは、常に不条理を抱えた名優として生き続ける太宰治が、生き方として、深く受け入れられているからではないか。
太宰文学の中にはそのような、人間愛という、極めてふつつかなものが溢れ、それでも離れがたい何かを、やはり持っているのだろう。
百景として離別を重ねる中、それでも、それぞれの道を、歩み続けなくてはならない。
そして我々は、こうしてすれ違う人々にたどり着く。そして、このような言葉に。
Good-bye ――その時、第二幕は上がり、ブザーは鳴り響く。
あらかじめ内側に備えられた苦しみ。それを一脱できるものとは、言葉を駆使する上での、言葉遊びの世界だったのだろうか。
内側に備われた苦しみが、現実世界でもあるなら、劇場は、人間にしか作ることのできない、己の思想、ユーモアが常に許された世界・空間・ユートピアという舞台だったのだろう。
人間の創作、言葉の組み立て、組み合わせの創作である語学文化を深めるユートピア。
時間のユートピア、笑いという世界に包まれている、一体化された空間体感世界。
井上ひさしさんにとって、体験された残酷な幼少期やそれに対する想いというのは想像を絶するが、受難であったことは間違いない。
しかし、それをものともしない才知ある思考力で、転機にしたようにも思える。
そして、あふれる泉に、創作という言語・ユーモア・空間というものを乗せたハコ船を創りあげた人なのだ。
「有名だけど難しそう」
「知識不足で文章が消化できない」
「舞台以外はないの?」等々、
シェイクスピア作品への入り口でモヤモヤしている方におススメです。
テーマや登場人物、材源、主な上演史に加え、幕ごとの大まかなあらすじやメディア展開等の情報も得られる見た目通り内容も充実の一冊です。
イラスト豊富!目を引く見出しやフルカラー352ページ!シェイクスピア大図鑑を読んでシェイクスピアへの扉を開きましょう!
ラーメンズ小林賢太郎による戯曲集。
ラーメンズのコントをそのまま文章にした作品。
頭の中で繰り広げられる、一味違った“あなただけの”ラーメンズの世界をお楽しみください。
当館にはその他にも小林賢太郎が書いた絵本、翻訳した絵本の所蔵もございます。コントとは違うこちらも、是非ご一緒に。
細田守監督作品「おおかみこどもの雨と雪」等の映画音楽やCM音楽を手掛けている音楽家兼映像作家・高木正勝が、村での生活についてを綴るエッセイ。
見てきたコトをそのまま書き起こしたであろう優しい文章は、自然の中で聞こえた音がそのまま練り込まれています、きっと。
あなたの思い浮かべる情景には、どんな音が聞こえますか?
冬のある日、ケーキを届けにおばあちゃんのおうちへ向かう女の子がふしぎなお茶会に出会います。
そこには動物たちが集まっていて・・・。
白黒からカラーに場面が移るところに、不安な気持ちからわくわくする気持ちへ変化する女の子の気持ちがこめられているような絵本。
動物たちのお茶会、ぜひ参加してみたいですね。
【日本図書館協会選定図書(2011年) 日本絵本賞・大賞(2012年)】